大人になってADHDと診断されたら

大人になってから病院で診断を受け、その結果ADHDと診断された場合は、とりあえず家族にADHDの特性について話しましょうね。
其れから協力・援助してもらい、うまくADHDと折り合いをつけていく事とが肝要です。
最適な対応をとっていけば、スペシャルな治療がなくても症状が軽減し、日頃生活や仕事に問題が生じにくくなります。

家族に自分が問題だと感じている事とを伝え、そこから話し合い、具体的に改善点を話し合います。

・長い事とばは集中して聴く事とがむずかしいので、短く簡潔な事とばで指示をしてもらう。
・持っていかなければならないものはリストを作り、そのリストを玄関やドア等の目につきやすい場所に置いておく。
・忘れてしまっても思い出せるように、メモ帳やアラーム等を使用します。
・手がかかっても、何度でも注意してもらえるようにおねがいします。

以上のような事とを心がければ、一定の事とはカバー出来るでしょうね。
何もしないでいるより、かなりの効果が期待出来ます。
どうしても困った事とが起きた場合は、自分だけで解決しようとせず家族や友達の力を借りる事とも大切です。
一人でふさぎ込んでしまっても、悩みは大きくなるばかりです。

色々とトライてみても症状が改善しないときには、薬物による治療と言う方法もあります。
ADHDの治療薬は神経伝達をスムーズにする効果があり、これがADHD特有の症状を改善するとされています。

ADHDは即座に改善するものではありません。
家族や周りの協力を得ながら、ちょっとずつ治療していきましょうね。

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